
柏女
総合福祉
研究所











柏女総合福祉研究所について
柏女総合福祉研究所代表ご挨拶






2025年4月から、大乗淑徳学園淑徳大学総合福祉学部を退任後、これからの研究活動や社会活動の拠点として「柏女総合福祉研究所」を立ち上げることといたしました。どうぞよろしくお願いいたします。
私は社会福祉学(特に子ども家庭福祉論)、福祉心理学を専門にしており、これまで、子ども家庭福祉供給体制のあり方研究をライフワークとして続けてきました。千葉県児童相談所、厚生省児童家庭局(当時)で18年の実務経験後、淑徳大学で31年間、学生、院生の教育、福祉専門職養成を行ってきました。大学院の所属は、総合福祉研究科でしたので、研究所の名称は「総合福祉研究所」としました。
まず「総合」の意味ですが、これについては大きく2点を考えています。1点はその専門分野です。狭義の社会福祉学にとどまらず、心理学(特に福祉心理学)や教育学など学問としての分野横断的に深めていきたいとの思いがあります。
2点目は、分野横断的ということです。私は子どもを主たる専門領域にしていますが、社会活動として人生大学の介護・健康学科長を務めるなど、高齢分野の活動も進めています。また、子ども分野でも、特に、人間の一生を通じた普遍性のある供給体制を追い求めています。それが、共生社会の実現につながると考えているからです。そういう意味で、「総合」とは分野横断的な意味合いで用いたいと考えました。また、「福祉」については、狭義のwelfareのみならず、広く人類のwell-beingをも含めて捉えています。
なお、名称に「柏女」を冠したのは、私の基本的な考え方としての「総合福祉」について提起したかったからです。こうした意味合いから、「柏女総合福祉研究所」としました。今後、細々とではありますが、着実に歩みを進めていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。





